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ゲーム開発1本目はしんどい。

  • lokygamesjp
  • 8月13日
  • 読了時間: 4分
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はじめに



私はもともとプログラムが得意だったわけではありません。

大学も機械系を専攻し、就職も機械関連の会社。

パソコンに向かってコードを書くようなことは性に合わないと思っていました。


ところが、仕事で流体解析を担当するようになったことがきっかけで状況は一変します。

解析にはプログラム的な処理が必要で、試行錯誤を重ねるうちにコードを書く面白さに目覚めました。


「これ、もしかしてゲームも作れるんじゃ?」


そんな軽い思いつきから、私のゲーム開発が始まりました。







最初の壁:ゲーム以外の部分がしんどすぎる



最初は右も左もわからないので、YouTubeや本でUnityやC#を学びながら、

簡単なゲームなら作れるようになっていきました。


最初の試作品はすごく楽しかった。

キャラクターが動いたり、敵が出てきたりするたびに、

「やった!できた!」 と感動しました。


しかし、本当に大変なのはそこからでした。ゲームとして遊べる部分はできても、

「1本の作品」としてリリースできる形にするためには、膨大な作業が必要です。


アイテムやデータの管理

サウンドやBGMの実装
広告や課金などのマネタイズ要素
メニューやUIの作成と連動

これらは情報が断片的にしか手に入らず、 どう繋げれば1本の完成品になるのかが全く見えませんでした。


さらに、こういった作業はゲームの「動く部分」を作るのとは違い、 地味で面白みを感じにくい。


作業量の途方もなさに押しつぶされそうになり、完全に手を止めてしまいました。








それでも「完成させたい」と思った理由



時間が経つにつれ、「やっぱり1本はリリースしてみたい」 という思いが再び湧き上がってきました。


中途半端に終わったあのプロジェクトを思い出すたび、 心のどこかでモヤモヤしていたのです。


そこで、しんどい作業も一つずつ潰し込み、どうにか完成にこぎつけました。


そして迎えた初リリースの日。


ストアに自分の作ったゲームが並んでいる画面を見た瞬間の感動は、

今でも忘れられません。








1本作りきった後に訪れる変化



驚いたのは、その後でした。


1本作り切ったことで、必要な知識や作業の全体像が一気に繋がり、

2本目以降のハードルがぐっと下がったのです。


もちろん、しんどいことがゼロになるわけではありませんが、


見通しが立つ/必要スキルが明確/自分の手順が確立

この3つが揃うことで、「もう完成させられないかも…」という不安はほぼなくなりました。








これからゲーム開発を始める人へ



もしあなたがゲーム開発を始めたばかりで、1本目の完成までの道のりに

圧倒されているなら、それはごく普通のことです。


私もそうでした。


でも、


1本目を最後まで作り切った先には、作業の全体像が見える


という大きなご褒美があります。


そして、その経験は2本目以降の作品作りを、驚くほど気軽で、

そして楽しいものにしてくれます。


だからこそ、最初の1本はぜひ「完成」までたどり着いてほしい。


その達成感は、あなたの開発人生にとって大きな財産になります。







さいごに


ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。


この記事が、これからゲーム開発を始める方や、

1本目の完成で立ち止まっている方の背中を少しでも押せたなら嬉しいです。


このブログでは、私がこれまでの制作で得た知識やノウハウに加えて、

私が制作しているUdemy講座の情報や、現在進行中の新作ゲーム開発日記

発信していきます。


講座では、初心者の方でもゲームを完成・リリースまで持っていけるよう、

具体的な手順やポイントを解説しています。

また、開発日記では、実際の制作過程や試行錯誤、失敗談まで

リアルにお届けしていく予定です。


最初の1本を、いっしょに完走しましょう。 

講座や開発日記でも、実践のコツを具体的に共有していきます。


ぜひまた読みに来ていただけると嬉しいです。




 
 
 

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